おしらせ

大般若祈祷法要

二月四日、大般若経六百巻による、新年の御祈祷を行いました。

「大般若経」は、西遊記でおなじみの玄奘三蔵法師によってインドからシルクロードを経て中国に伝えられ、当時の国王の勅令によって翻訳された経本で、大乗仏教の般若思想や「空」の教えが説かれています。

その後日本にも大般若経がもたらされ、文武天皇の大宝三年(七〇三)三月に初めて勅令で大般若経の講読が宮中で行われ、国家安穏が祈願されたと続日本記に記されています。

以来全国諸寺院では、天災や疫病あるいは、様々の国難に際してその災いを払い、国や家を護り、人々の災いを除いて福を招くための大般若転読会が広く行われてまいりました。

当江巖寺でも、毎年護持会の役員・青年会の皆様と新年の無事平安を祈って御祈祷法要を行うのが恒例となっておりました。

江巖寺にお迎えした「大般若経六百巻」は、三百年ほど前に鉄眼禅師が全国を行脚して浄財を集め、二度断念しながらも、十年以上の長い時間を経て完成させた版木を、手摺りで摺り上げたものです。

今年は檀信徒の皆様にもご案内をして大般若法要をお勤め致しました。皆さまにとって今年がよりよい一年となれば幸いに存じます。

法要後は、東北大学落語研究部の方をお招きしまして、落語を披露していただきました。ありがとうございました。

不動講に参加しませんか

昭和34年仏縁に導かれ先住が当寺に入山し、数年後に発足したであろう当寺不動講でありました。現在、顧問・役員・世話人の不動講組織が各役職名として12年後の昭和46年1月1日付けとして本堂に掲載されて残っております。その記録によれば、先住職は昭和46年9月11日に遷化いたしましたので、同じ年の元旦に認めたことになっております。従って、記載の通り46年に発足したとしても早32年の歳月、それ以前に発足したとなればおおよそ約40年以上にはなろうという感じがしております。

不動講を今日まで続けてまいりましたものの講員の減少傾向を省みて、皆様に改めてお不動講への参加ご案内をいたしました。

この度、先住職が発願したお不動講の仏灯を消すことなく、上求菩提のお心を発揚して頂きました皆様に御参加頂けることになり、再発足することとなりました。日程も第4日曜日の午後1時よりとしておりましたのを、月初めの水曜日午後1時としました。但し、諸般の事情あるときは御相談の上御理解を賜り、日程を勘案することと致しました。

内容は、法話・読経等です。多くの皆様と共々に御先祖様仏天冥護のもと、み仏の智慧に照らされ共々に精進弁道したいものです。どうぞ御参加下さい。

梅花講に参加しませんか

平成13年から活動している梅花講に参加される方を募っております。興味がありましたら是非ご入講ください。

梅花講とは、高祖道元禅師が雪裡に咲く梅花に親しんで詠まれたお歌にちなんで名づけられた詠讃歌「ご詠歌」を詠唱する会の名前です。従って、梅花流御詠歌はみ佛の教えを歌詞にしたものです。

御詠歌の歌詞の一言一句にこめられているお作法と歌い方を共に学びつつ、日々の生活の中でともすると忘れがちなこころの静けさを取り戻したいものです。

宗門は、今、「人権・平和・環境」を教化の柱とし、いのちの尊さを知り、共に生きることをめざしています。皆様の菩提寺江巖寺で梅花講に親しみながら、ご自身の体と心を通して、思いやりの「まごころに生きる」み佛の教えを毎日の生活にいかしていきたいものです。

梅花流詠讃歌は毎月行っております。なお、足の痛くならない椅子もあります。