宮崎奕保猊下漢詩

壹百四壽翁 
黙照天心禅師本山七十八世 宮崎奕保猊下  漢詩

宮崎奕保猊下曹洞宗管長宮崎奕保禅師様にはご健勝にて104歳を迎えられた。既報の通り百四歳壽翁であられる不老閣猊下の近況をNHKテレビが平成15年暮れより収録、平成16年6月12日(土)NHKスペシャルで全国放映された。

NHKディレクター石川昌孝氏によると只管打坐平常底の姿を取材されたとのこと。多くの檀信徒より「正座しなおして見ました」「ご高齢なのにしっかりしていて感銘を深くしました」等のお便りを賜り、反響が大きく好評のようであった。

奉酬不老閣猊下年頭垂示玉什

漢詩
月をうえ雲をたがやして一〇四年
漢詩
早春のまばらな梅も花がひらいて信・念・精進・定・慧の人を祝福しているようだ
漢詩
二月の風も天地一杯にふきわたって浄く真実の修行をしているのではないか
漢詩
山川草木の全てが香しく、大宇宙の生命を育んでいるようだ
-大本山永平寺機関誌・傘松3月号掲載-

白雲集

青雲山龍角寺寺族小祥忌

漢詩
青雲の龍角 霊光を発し
漢詩
一歳周り来たりて思を引くこと長し
漢詩
体露金風秋色爽やかに
漢詩
那辺か知んぬ余芳を送る有るを

-大本山永平寺機関誌・傘松12月号掲載-

昨年、青葉区上愛子の龍角寺寺族一周忌法要に随喜し、導師を勤めさせて頂きました。龍角寺は江巖寺二世旦庵光朔大和尚が開山というご縁によります。その時における香語です。

壹百五壽翁 
黙照天心禅師本山七十八世 宮崎奕保猊下  漢詩

平成十七年乙酉年頭

漢詩
龍やどる平成 乙酉の梅
漢詩
尖薪 瑞色 恁麼に開く
漢詩
衲僧壱百五春の寿
漢詩
旧に依って単伝 黙坐し来る

奉酬不老閣猊下年頭垂示玉什

漢詩
漢詩
漢詩
漢詩

-江巖寺住職・我妻耕道/大本山永平寺機関誌・傘松3月号掲載-

二月九日、名取市耕龍寺二十四世寛海正範大和尚遷化の報に接した。
一月に面会したときは元気であった。四月六日に大本山總持寺貫首大道晃仙紫雲臺猊下を秉炬師に拝請し慇懃に本葬儀を執り行われた。
耕龍寺先々住職より清水正範住職に至るまで、江巖寺先代より御世話になった。四月五日の本葬儀前日より入龕・移龕・鎖龕・掛眞・起龕の各佛事が執り行われた。 江巖寺住職として入龕佛事の焼香師を拝請された。左記香語をお唱え申し上げ慇懃に報恩法要一座をお勤め申し上げた。

謹悼耕龍寺清水正範老師遷化

漢詩
耕龍寺裏 人天を度し
漢詩
六十六年 佛縁に随う
漢詩
今日の風光 君見えず
漢詩
谷田山上 望み茫然

-大本山永平寺機関誌・傘松5月号掲載-